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コーヒーの流通

 

コーヒーの流通について

コーヒー豆流通

コーヒーは私達の元にやってくるまでにどのような経路をたどるのか調べてみましょう。

コーヒー生豆の流通

生産地では、小農家はチェリーを仲買人やミル(水洗工場)に売るか、パーチメントをドライミル(脱穀、選別、袋詰めする工場)に売る場合が多い。

  • チェリー   → 仲買人・ミル(水洗工場)
  • パーチメント → ドライミル(脱穀、選別、袋詰め工場)

多くの日本の輸入業者(インポーター)は、輸出業者(エクスポーター)を窓口として生豆を輸入し、輸入業者から大手ロースター(焙煎業者)へ販売される場合と、輸入業者から生豆問屋に販売され中小ロースター(焙煎業者)や挽き売り店に販売される場合がある。

  • 輸出業者(エクスポーター)窓口 → 生豆を輸入 → 輸入業者 → 大手ロースター(焙煎業者)
  • 輸入業者 → 生豆問屋 → 中小ロースター(焙煎業者)・挽き売り店

輸入されるコーヒー生豆の多くは、1袋60~70kg単位となる。零細の挽き売り店は二次問屋から買うことも多い。

最近は小規模輸入会社が、直接ロースター(焙煎業者)や挽き売り店に売るケースもあり、生豆の流通は多用です。

コーヒー生豆の価格変動

基本的に需要バランスによって左右される。アラビカ種のコモディティコーヒーはニューヨークの相場に影響を受ける。生産量が多ければ価格は下がり、天候不順で減産が予測されれば価格は上がる。また、需要バランスとは関係なく世界経済の変動が価格を左右することもあります。

2001年末の相場の低下は30年ぶりの安値で、生産農家に大きなダメージを与え、「コーヒーの危機」という言葉を生み出した。コーヒーを作っても生活が出来ないため廃業する農家が増え、その反動は次に供給不足から価格上昇をもたらすことになった。コーヒーの安定供給と価格の安定はこの産業にとって重要な課題となり、ここからフェアトレードなどの新しい取引が拡大した。

一方、「スペシャルティコーヒー」は、相場と連動することは少なく、高いプレミアムがつく。

その品質と香味に対する対価として高値を支払うバイヤーがいれば高くなるし、いなければほどほどの金額に落ち着く。

スペシャルティコーヒーの価格の主な決定要因は、品質や香味になっている。

コモディティコーヒーとスペシャルティコーヒーは、異なる商品として明確に位置づけられるようになったといえる。

コーヒー焙煎豆の流通

ロースター(焙煎業者)は、大手数社と中小数百社からなり、生豆を焙煎し、喫茶店、カフェ、レストラン、ホテルなどコーヒーを使用するところにコーヒーを卸す。

ビーンズショップは、自家焙煎店、挽き売り店などとも呼ばれ、小型の焙煎機で生豆を焙煎し、一般家庭用にコーヒー豆を販売する。一部喫茶店、カフェなどにコーヒーを卸すところもある。2000年以降全国に増加し、現在4000店程度と推測される。

多様化するコーヒーの飲み方

バール ー現在のコーヒー店の主流ー

ドトールやスターバックスなどのセルフサービスの店のことで、従来の喫茶店より低価格、高効率高回転型ともいわれる。

チェーン店、フランチャイズ店が多く、繁華街、オフィス街、駅前などを中心に出店され競合が激しくなっている。

出店コストがかかるので、個人よりも企業の参入が多い。

喫茶店 ー1990年以降の出店は少ないー

1960年代に発展し、1981年に全国に16万店となりピークを迎えた。本来はコーヒーを中心とした業態であった。家庭での需要の増加、オフィスコーヒーの拡大、バールの出店などの影響で次第に衰退し、食事などの提供をし始めたが、食の専門店に対抗できず、廃業する店が増加している。

家庭での飲用 -手軽に楽しめるようになったー

2008年のリーマンショック以降、コーヒーショップ関連の出店は減少傾向にあり、家庭での需要が増加傾向にある。

従来のコーヒー以外にも、カセットタイプのコーヒーなど抽出が簡素化されたものも誕生している。また、日本は缶コーヒーやインスタントコーヒーなどの工業用製品も多くの需要がある。

カフェ -カフェブームという言葉を生んだー

2000年以降、喫茶店に代わり食事にも力を入れた業態として出店が加速した。初期は個人の出店が多かったが、2003年以降は雑貨、家具、アパレルなどの業種の企業の進出も増加した。

営業時間が長く、いつでも食事が出来るなどの点が従来の喫茶店とは異なる。

 

 

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